背景イラストレーターのariです

今回は背景イラストレーターが選ぶ『世界観構築の参考になる書籍3選』を紹介します!
イラストを描く上で世界観の構築はとても重要なポイントなので、今回の紹介した書籍を参考にオリジナルのイラストを仕上げてみてください!
動画でも紹介していますので、しっかりチェックしたい方はこちらからご覧ください。
記事の信頼性
私は、15年以上背景専門イラストレーターとしてゲーム、アニメ、映画等、様々なイラストを手掛けており、専門学校講師として指導も行っています。
YouTubeチャンネルでは土曜日に毎週「背景イラストの描き方」や「お絵かきアプリの紹介」など動画投稿行っています。背景イラストをもっと上手くなりたい!という方はぜひご覧ください。
→背景イラストレーターAri『背景イラストの描き方』YouTubeチャンネル
それでは紹介していきます!
【1冊目】空想リアリズム〜架空世界を描く方法〜

世界観を作り上げる必要な知識を学べる!
どんな道具・画材を使っているのか、サムネイルスケッチでのイラスト構築、モデルといったイラストを書く前の説明が充実しています。
資料集めやスケッチなどはイラストを制作する上でとても大事なポイントになるので、ぜひ参考にしてみてください。
リアリティを持たせるためのヒントが得られる!
どういう画面設計、キャラクター造形でリアリティを持たせるのかというところが書いてあります。キャラクター造形は粘土などで造形して、それを色々な角度から見て制作している過程も載っているのでおすすめになります。
物体の原理についても載っています。
作者の絵が最高!
各ページにあるイラストが想像力を刺激します。恐竜が可愛く、デザインも沢山載っており最高!!
また、著者であるジェームス・ガーニー氏が出している本で、『カラー&ライト ~リアリズムのための色彩と光の描き方~』という参考になる本が他にもありますので、こちらもまたの機会に紹介したいと思います。
気になる方は、Amazonなどの試し読みで内容を少し確認することができるので、チェックしてみてください!
↓紹介した本はこちら
【2冊目】ファンタジーの世界観を描く

株式会社INEIのコンセプトアートの進め方が学べる!
日本トップクラスのコンセプトアーティストたちが、どのようにアートを進めているかの解説があり、濃ゆい内容でとても参考になります。
企画から始まり、会議を行い、コンセプトメイキングを行い、リアリティを持たせるためにはどうすれば良いのか、どういう風に光を入れるかなどが書いてあり、一つのコンセプトアートができるまでの道筋全て解説してありますので、とても参考になります。
絵作りが学べる
パースの使用方法、空気感の出し方といった絵作りに必要な要素についての説明も載ってあります。とても大事な要素なので、ぜひ参考にしてみてください。
豆知識もある!
軽いコラムが載っているのですが、ショートカットや写真素材についてやボツイラストなど、ちょっと気になる面白い豆知識がいくつも載ってあり参考になります。
また、株式会社INEIのコンセプトアーティストの方々が描いたアートが載っている『The Art of INEI コンセプトアート』もおすすめになります。こちらも併せて確認すると、とても勉強になりますのでぜひ参考にしてみてください!
↓紹介した本はこちら
【3冊目】ヴィジョン

イラストを構成する要素を学べる!
構図・ライン・明るさ・色・光・画像の心理学等など、イラストに関係する知識・理論など重要な基礎が載っています。
冊子はとても分厚く、グレーで描かれた構図やホワイトスペースの使い方など、50項目以上掲載されています。イラストを描く前の段階の、サムネイルスケッチを描く際に特に参考になる本です。
↓紹介した本はこちら
詳細な解説動画
動画で確認したい方はこちらからご覧ください。
まとめ
今回は背景イラストレーターが選ぶ『世界観構築の参考になる書籍3選』を紹介しました!私自身も背景イラストを描く際に様々な本を参考にしているのですが、この3冊は特に参考になった本でした。
他にも背景イラストを描く際に参考になる、『パースのおすすめ書籍3選』も紹介していますので、ぜひこちらもご覧になってみてください。
→【おすすめ書籍】背景イラストレーターが選ぶパース書籍3選!
また、普段の記事・動画では無料で背景イラストの描き方について紹介していますが、より『背景イラストが上手くなりたい方』向けに、詳細に技術を紹介している有料のコンテンツもあります。
1点透視などパースやイラストの描き方について、字幕付き動画と文章で読める解説付きPDFで学ぶことができます。
↓販売サイトはこちらから
背景イラストレーターari – BOOTH販売ページ
最後までご覧くださりありがとうございました。
それでは、また次回の記事・動画でお会いしましょう!