今回はパースを利用して「車を描く方法」について紹介しています。
かんたんな車はこの方法で描きやすくなるのでぜひお試しください!
記事の信頼性
私は、15年以上背景専門イラストレーターとしてゲーム、アニメ、映画等、様々なイラストを手掛けており、専門学校講師として指導も行っています。
YouTubeチャンネルでは土曜日に毎週「背景イラストの描き方」や「お絵かきアプリの紹介」など動画投稿行っています。背景イラストをもっと上手くなりたい!という方はぜひご覧ください。
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車の描き方のポイント
【車を箱に置き換える】
四角の中に車を入れてみて、最初に車の形をなんとなく理解するところから始めます。
こうして見ると、四角と丸に単純化できることが分かります。そこから少しずつ削って形を作っていきます。
【曲線を意識する】
車は意外と直線ではなく少し曲線になっています。描きづらい点ではあるのですが、この曲線で車は格好良く見えます。
仕上げの際に少し曲線で描くとリアル感が増します。
【箱でパースに合わせて形を作る】
箱に1点透視や2点透視のパースをつけて、それに合わせて車を描いていくとパースのかかった車が描きやすいです。
【写真を参考にする】
写真を参考に描いていきましょう。模型があれば更に良いです。
車の描き方
箱に置き換え車の形にしていく
まずは四角と丸で置き換えます。その後、削る部分を確認していき、車の形にします。
削る際は、タイヤのラインは窓のどこに繋がっているのか、ドアのラインはどの窓と繋がっているのか、などを確認しながら描いていくと良いです。
パースをつけて後ろ(前)を追加して完成!
パースをつけた箱を用意し、その中に先ほど描いた車を参考にしながら描いていきます。
もしくは、変形やディストーションでパースに合わせて配置をし、必要な部分を描き足しても大丈夫です。
最終の描き足しの際に、直線を曲線にするとリアリティがアップします。
Procreateの場合は、曲線を描いて長押しをすると綺麗な曲線を描くことができます。軽い曲線の場合は直線になってしまうのですが、上の「シェイプを編集」をタップすると調整することができます。
詳細な解説動画
まとめ
今回はパースを利用してかんたんに「車を描く方法」について紹介しました。
箱を使うことで意外と簡単に車を描くことができます。ぜひ、参考にして描いてみてください!
次回はリアルな車の描き方を紹介します。動画ではすでに解説していますので、先に確認したい場合はこちらをご覧ください。
→【車の描き方】パースを使ってかんたんな車を描く方法!後編【iPad│Procreate】
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