今回はprocreateの「基準機能」を紹介します。
基準を使って時短しながらイラスト彩色をしてみましょう!
記事の信頼性
私は、15年以上背景専門イラストレーターとしてゲーム、アニメ、映画等、様々なイラストを手掛けており、専門学校講師として指導も行っています。
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基準とは
基準を設定すると、基準の線に基づいて他レイヤーに塗りつぶしを行うことができます。そのため、レイヤー分けがしやすくなったり、制作時間を時短することができます。
また、線ありのイラスト・背景イラストでとても活躍する機能です。
基準の使い方
基準の使い方を解説します。
まずは、線ありのイラストを用意します。この際、線はなるべく開けないように描くと良いです。
また、なるべくテクスチャがあまり入っておらず、ガタガタしていない線を使用した方が塗り残りが少なくなります。
左右にスライドすることで塗りつぶしの調整はできますので、そのような線を使用した場合は調整して使用してみてください。
レイヤーをタップすると「基準」という項目を選ぶことができます。基準にしたいレイヤーに設定をかけます。
別レイヤーを作成し、塗りつぶしをすると「基準」の線を参照して塗りつぶしをしてくれます。
線レイヤーを見えなくしたら、このような形になります。
「基準」の選択を外して塗りつぶしをした場合は、このように全面に塗られてしまいます。
「基準」を活用したイラストはこちら。レイヤー分けをして色を塗ることができるので、後からの調整もしやすいです。
「基準」を使用したイラスト
以前メイキングイラストを公開したこちらのイラストも「基準」を使用して描きました。
詳細な解説動画
まとめ
今回はprocreateの「基準機能」を紹介しました。
線ありイラストを描く時にとても使用する機能になるので、ぜひ活用して様々なイラストを描いてみてください!
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