背景イラストレーターのariです
2020年9月22日にProcreateのアップデートが行われ【Procreate5X】が登場しました。
iPadでイラストを描く際にメインで使用しているアプリなのでアップデートは楽しみにしていました!
今回は【Procreate5X】で変更された点をピックアップして紹介していきます。
動画では詳しく解説をしています。しっかりチェックしたい方は、こちらからご覧ください。
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基準イメージコンパニオン
【基準イメージコンパニオン】はPhotoshopのナビゲーターのような役割をする機能です。
今まではアップにしたり他の資料を表示するのにひと工夫必要でしたが、この機能があれば全体図を確認しながらの細かい作業や、資料を見ながらの作画等がやりやすくなりました。
Pencilフィルター
【Pencilフィルター】はブラシを使用した部分にのみフィルター効果をかけることができる機能です。
今まではレイヤー全体のみ効果適用でしたが、今回からブラシで塗る部分にだけ適用もできるので、ぼかしを一部分だけだったり、モーションブラーを一部分だけといったフィルターの使い方がやりやすくなるので、表現の幅が広がりそうです!
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新しいフィルター
新フィルターがいくつか登場しました。
グラデーションマップ
まずは【グラデーションマップ】
色の調整のしやすさや、グレースケールで描いた後に色をのせる方法の一つとして重宝しそうなありがたいフィルター!
ライブラリーもデフォルト意外にも好みの色を保存しておくことが可能です。
ブルーム
【ブルーム】は明るい部分をより発光させるフィルター。
グリッチ
【グリッチ】はデジタルならではノイズやブロックを発生させることができるフィルター。
ハーフトーン
【ハーフトーン】は印刷の網点のような効果を生み出せます。
設定で白黒の新聞やカラーの網点の調整等面白い効果を生みます。
色収差
【色収差】はカラーチャンネルのズレを作ってくれるフィルター。
新しく追加されたフィルターはどれも面白い効果を生むので、Procreateでのイラスト仕上げで活用できそうなものになっています。
上記で紹介している【Pencilフィルター】を合わせることで、より効果的に使用しましょう!
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変形
【変形】にも新しく機能が追加されました。
今までは手で合わせないといけなかった部分を、数値入力ができるようになったことで望みのサイズ・角度に変更することができます。
他にもスナップにも項目が追加されました。
選択部分をカラーで塗りつぶし
【選択部分をカラーで塗りつぶし】の機能によって、フリーハンドで選択した部分等を一発で塗りつぶすことが可能になりました。
大きな範囲を塗り潰したい場合や、特定の形で塗り潰したい場合は重宝する機能になります。
QuickMenuプロファイル
【QuickMenuプロファイル】は好きなショートカットを登録できるQuickMenuを追加できるようになりました。
各メニューを呼び出すことができるので、使いやすいショートカットをまとめて作業がしやすい環境に設定しましょう。
“ブラー”ブラシ
【”ブラー”ブラシ】は新しくソフトブレンド等のブレンド系のブラシが追加されました。
綺麗に色を混ぜ合わせることが可能なブラシなので活用してみたいブラシとなっています。
詳細な解説動画
動画では詳しく解説をしています。しっかりチェックしたい方は、こちらからご覧ください。
まとめ
この他にも
・SCRIBBLE(スクリブル)機能に対応
・FacePaint
・コピー&ペーストのUI変更
・インスタントパレット
といった機能が追加されより強化されました。
今までもProcreateはiPadアプリで一番使用しているアプリになっているので非常に嬉しいアップデートとなりました!
とくにグラデーションマップやナビゲーター機能は作業能率の向上に繋がるので今後さらにProcreateを使用していこうと思います。
最後までご覧くださりありがとうございました。
それではまた次回!
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