iPadのおすすめイラストアプリを特徴ごとに紹介!【Procreate │ CLIP STUDIO PAINT │ Adobe Fresco】

背景イラストレーターのariです

今回は『iPadのおすすめイラストアプリ』を特徴ごとに紹介しています。

この動画を見ることで、『Procreate』『CLIP STUDIO PAINT』『Adobe Fresco』の中から自分にあったお絵かきアプリを見つけることができます。

これからiPadで絵を描こうと思っている方の、アプリ選びの参考に少しでもなれば幸いです。背景イラストレーター目線での紹介になりますので、その点はご了承ください。

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『Procreate』について

アプリ費:1,220円(買い切り)

→ダウンロードはこちらから

おすすめポイント

①ブラシが多い

デフォルトのブラシが多く、テクスチャーのブラシも多いため岩や土など自然物を描くのにも適している。

『オーガニック』→『粘土』というブラシだと、1ストロークでこのような質感で描くことができます。

②UIがシンプルで使いやすい

UIがまとまっており、見やすくシンプルで描画の画面がとても広いので使いやすいです。

③直線・曲線に強い

長押しするだけで直線・曲線を描くことができます。正円も簡単に描くことができるので、iPadの操作に非常に特化していて使いやすいです。

④フィルターが使いやすい

痒いところに手が届くようなフィルターも多く、ペンでなぞったところだけをフィルターにかける設定も行うことができます。

⑤描画ガイドがある

背景イラストレーター目線としては、とてもオススメな重要ポイント!

この『描画ガイド』を使用すると、簡単に1点透視・2点透視・3点透視などパースのかかったイラストを描くことができます。

⑥全体的に完成度が高いアプリ

これら以外にも『タイムラプス』『アニメーション』機能、『PSD書き出し』が行えたりなど、とても使いやすいお絵描きアプリです。

あと1歩のところ

『描画ガイド』が一つしか置けない

坂道や角度の違う物体を置きたい時など、複数のパースを置けると便利なので、ここが改善されると嬉しいなと思うところです。

『描画ガイド』が複数置ければ、ほぼ言うことはない!というぐらいおすすめなお絵かきアプリになっています。

私の『背景描き方講座』のメインはこの『Procreate』を使用しているので、気になる方は動画・記事等をぜひ参考にしてみてください。

ダウンロード

アプリ費:1,220円(買い切り)

『Procreate』のダウンロードはこちらから

関連動画について

『Procreate』のツール等について紹介しています。使用感などはこちらをご覧ください。

他にも『Procreate』を使用した作画動画はいくつもありますので、YouTubeページからご覧ください。

『CLIP STUDIO PAINT』について

初回申込時:最大3ヶ月無料あり

アプリ費:iPad EXの場合 980円〜(月額プラン)

↓その他のプランや詳細はこちらから

CLIP STUDIO PAINT PRO
CLIP STUDIO PAINT EX

おすすめポイント

①PC版と同じように使用できる

ショートカットを割り当てたり、キーボードや左手デバイスを繋げたりもできるため、作業スピードを早くすることができます。

『アニメーション』『3Dを読み込む』機能もあるため、お絵かきに必要なものがなんでも揃っているアプリになります。

パソコンで『CLIP STUDIO PAINT』を使用している方は、断然このアプリを使用した方が良いのではないのかなと思います。

②パース定規が使いやすい

背景イラストレーター目線的に、このツールがとても使いやすくお気に入りです。

『Procreate』だと一つしかパースは置けませんが、『CLIP STUDIO PAINT』は複数のパースを置くことができます。

レイヤーで管理されるので、レイヤーごとに設定することで複数のパースを置くことができます。このツールを使うことで、高度な背景イラストも描きやすくなります。

あと1歩のところ

①ツールが多い

PCと一緒なのでツールが多いというところは良い点でもあるのですが、ツールを一つ出すと描画する場所が結構小さくなってしまうので、少しだけですが描きづらい印象があります。

UIがiPad用になっていない箇所も多いため、ツールの切り替えなど少し手間なところもあるかもしれません。

(2022/06/16更新)コンパニオン機能が追加されて、スマートフォンを左手デバイスとして使用することができるようになりました!ツールが多く描画面が小さい問題が解消されました。

②月額制

月額で払い続けなければいけないため、そこはお財布と要相談になります。

個人的に『CLIP STUDIO PAINT』は、パースのラインを引くために使用していることが多いです。パースを引いた後、『Procreate』に持っていってその後作業を行ったりしています。

ダウンロード

↓CLIP STUDIOの公式サイトはこちらから

CLIP STUDIO PAINT PRO
CLIP STUDIO PAINT EX

関連動画について

透視図を簡単に作画!クリスタの『パース定規』の使い方

『Adobe Fresco』について

初回申込時:プレミアム版30日間無料あり

アプリ費:無料/プレミアム版 月額980円

→ダウンロードはこちらから

おすすめポイント

①ブラシが多彩

『公式からDL(ピクセルブラシ)』できるブラシや、『ベクターブラシ』『ライブブラシ』などAdobe Fresco特有のブラシがあるのが特徴です。

『ピクセルブラシ』…Adobe Photoshopのようなブラシ。デフォルトのブラシ以外にも、公式が大量に出しているブラシをダウンロードして使用することもできます。

『ライブブラシ』…Adobeが独自で計算して出しているブラシで、水彩・油彩のようなタッチを出すことができます。

『ベクターブラシ』…Adobe Illustratorでよく使用されているデータ。『ベクターブラシ』で描いた線などは、Adobe Illustratorでパスとして処理することができます。

②Adobe PhotoshopやIllustratorなど他ソフトと連携しやすい

iPadでイラストを作成した後PCで少し調整したい!という場合でも、同じ会社の製品なので連携して使用しやすいようになっています。

③UIもシンプルで使いやすい

iPad用にカスタマイズされているので、とても使いやすいです。

④無料プランもある

一度触ってみて、もっと機能を使いたい!となったらプレミアム版に入ることもできます。

無料プランの場合はブラシがダウンロードできないなどの制限があります。

Adobe Creative Cloudのプランに加入している方は使用することができるので、まだ利用していない方はぜひ触ってみてください。

あと1歩のところ

①パース系の機能がない

背景イラストレーター目線としては、定規ツールはあるもののパースを置くためのツールは無いため、あると良いなと思います。

(2021/11/15:追記)
『AdobeFresco3.0アップデート』で1・2・3点透視対応のパース定規機能が追加されました!詳細は以下動画をご覧ください。

②ライブブラシが少しだけ重い

iPadの性能の問題になってくるかと思いますが、私のiPad(第二世代)が少し古いこともありキャンパスが大きくなればなるほど、処理が少しずつ重くなっていきます。

急にアプリが落ちたりなどは無いため、そこまでは問題ありません。

ダウンロード

初回申込時:プレミアム版30日間無料あり

アプリ費:無料/プレミアム版 月額980円

→ダウンロードはこちらから

Adobeは様々な制作ツールがあり、などがあります。

Adobe Creative Cloudがオリジナル通信講座セット付き学生価格で購入できるサービスもありますので、ライセンス購入を検討している方は、ぜひご覧になってみてください。

↓詳しくはこちらをご覧ください。

Adobe通信講座なら【アドバンスクールオンライン】

関連記事・動画について

アナログ感抜群なAdobe Frescoのブラシ・基本機能の紹介!

詳細な解説動画

動画では実際にアプリを触りながら詳しく解説をしています。しっかりチェックしたい方は、こちらからご覧ください。

まとめ

それでは今回は、『iPadのおすすめイラストアプリ』を特徴ごとに紹介しました。

それぞれ特徴があり使いやすいアプリになっているので、自分好みのお絵かきアプリを見つけてイラスト描いてみてください!

これからiPadで絵を描こうと思っている方の、アプリ選びの参考に少しでもなれば幸いです。

最後までご覧くださりありがとうございました。

それでは、また次回の講座でお会いしましょう!

また、普段の記事・動画では無料で背景イラストの描き方について紹介していますが、より『背景イラストが上手くなりたい方』向けに、詳細に技術を紹介している有料のコンテンツもあります。

1点透視などパースやイラストの描き方について、字幕付き動画文章で読める解説付きPDFで学ぶことができます。

↓販売サイトはこちらから
背景イラストレーターari – BOOTH販売ページ

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