背景イラストレーターのariです
今回は背景マニアック『窓の構造』について紹介していきます。
窓は家や部屋を描くときに必要なものになります。窓の構造を知ることで、よりリアルに背景イラストを描くことができます。
今回使用している機材とアプリはiPadとProcreateです。考え方を応用することでAdobe PhotoshopやCLIP STUDIO PAINTなどでも描くことができますので参考にしてみてください。
どのイラストアプリを使用すれば良いか悩んでいる方は、こちらをご参考ください。アプリのおすすめポイントについてまとめています。
→iPadのおすすめイラストアプリを特徴ごとに紹介!【Procreate │ CLIP STUDIO PAINT │ Adobe Fresco】
動画では作画をしながら詳しく解説をしています。しっかりチェックしたい方は、こちらからご覧ください。
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大まかな窓の仕組み
窓は基本的に枠にガラスがはまっている状態になっています。それを2枚重ねることで引違い窓という一般的な窓になります。
窓のこの部分は複雑に見えるので「どうなっているの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
下部分のレールはこのようになっています。レールもメーカーによって違いはありますが、大体このような形になっています。
レールに窓をのせるとこのような形になります。
水色の部分が枠になります。下部分にローラーが付いており、そのローラーがあることで窓は開け閉めすることができます。
構造を意識しながら窓を描く
構造を意識しながら窓を描いてみましょう。
これだけだとペラっとして見えるので、更に立体感を加えてみましょう。
厚みを足すとこのような感じになります。
2枚重なっているということやレールの構造を覚えておくと、リアルな立体感のある窓を描くことができます。
最初に描いた窓も少し厚みを足すだけで奥行きが出るので、描くイラストのテイストによって使い分けてみてください。
窓の種類について
よく使用される窓をいくつか紹介します。
上げ下げ窓、ルーバー窓、引き違い窓、FIX窓、縦すべり出し窓、横すべり出し窓など、窓も意外と色々種類がありますので、写真など資料を参考にしながら描いてみてください。
詳細な解説動画
動画では作画をしながら詳しく解説をしています。しっかりチェックしたい方は、こちらからご覧ください。
まとめ
今回は背景マニアック『窓の構造』について紹介しました。
構造を知っておくとデフォルメもしやすいので、ぜひ覚えておいてイラストに役立ててみてください。
また、普段の記事・動画では無料で背景イラストの描き方について紹介していますが、より『背景イラストが上手くなりたい方』向けに、詳細に技術を紹介している有料のコンテンツもあります。
1点透視などパースやイラストの描き方について、字幕付き動画と文章で読める解説付きPDFで学ぶことができます。
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最後までご覧くださりありがとうございました。
それでは、また次回の講座でお会いしましょう!