【新型iPadPro】第5世代と第2世代をイラストレーター的に比較してみた

背景イラストレーターのariです

今回はiPadPro第5世代と第2世代の性能を比較してみました!イラストレーター目線で紹介していますので、この記事・動画がiPad Proの購入検討の材料になれば幸いです。

別の記事・動画では第5世代iPad Proのポイントについて背景イラストレーター目線で紹介しています。

【新型iPadPro第5世代】ってイラストレーター的にどうなの?ポイントをまとめてみた

今回紹介しているiPad Proはこちらになります。

動画でも紹介していますので、詳細を確認したい方はこちらをご覧ください。下記にも簡単に文章でまとめています。

[adchord]

第5世代と第2世代を比較してみた!

購入した『新型iPad Pro(第5世代)』について

様々な内容を検討した結果、私はiPad Proの12.9インチ(第5世代)ストレージ128GB・メモリ8GBを購入しました。

理由としては、前回使用していた第2世代のiPad Proが64GBでものすごく容量に困っているわけではなかったため128GBを選びました。

使用用途としても基本はイラスト制作のため、問題ないと感じこちらを選択しました。もし必要になったら外部ストレージを使用しようと思っています。

メモリもイラスト制作程度であれば、8GBで問題ないかなと思いこちらを選択しました。

今まで使用していた『iPad Pro(第2世代)』について

今まで使用していた『iPad Pro(第2世代)』2017年発売約4年間使用していました。ストレージは64GB・メモリ4GBです。

今回は、この二つのiPadを比べてみてどのように性能に違いがあるのか見てみましたので、購入を検討の方はぜひご覧ください。

発色の違いは?

左が第2世代、右が第5世代になっており、どちらもペーパーライクフィルムを使用しています。

第5世代の方がコントラストが高く、明るいところは明るく、暗いところは暗く発色が良く綺麗に見えているような感じはします。

単純なイラストの場合はそこまで変化は感じられませんが、HDRコンテンツを観る場合にはハイコントラストが力を発揮するようです。

また、どちらもペーパーライクフィルムを使用しているのですが、ペーパーライクフィルムはザラザラとした紙のような質感が得られる代わりに、画面が少し白っぽく(曇っているような感じに)見えてしまいます。フィルムを外した状態だと、より高発色で見えるかと思います。

スピード感の確認

第2世代だと重い時はカクツキが出ていたため、そこが悩みのポイントでした。

アプリは『CLIP STUDIO PAINT』で、キャンバスサイズはA4の350dpiに設定を行い、ブラシを『水彩』→『ウェット水彩』に設定しています。

同じストロークで描いているのですが、結構差が出ました。筆の速さなどに関しては、動画を見た方がわかりやすいかと思いますので、上にある動画リンクからご覧ください。

第5世代でも少し計算している様子はありますが、全く問題なく描くことができます。第2世代の方ではあまりにも遅いので、このブラシは選びたくないぐらいでした。

『リアル水彩』だとどちらもそこまで違いが無かったため、使うツールによってカクツキに違いが出そうです。

『Realistic Paint Studio』でも同じ条件で試してみましたが、このような違いが出ました。とても気に入っているアプリでしたが、第2世代のiPad Proで描くと重く感じる時が多々ありました。第5世代では描きやすくなったためとても嬉しいです。

かなりスピード感に違いがあったため、イラストも描きやすくなりました。

ペーパーライクフィルムについて

第5世代iPad Pro用に購入した、ペーパーライク保護フィルム(上質紙タイプ)を使ってみた感想を紹介します。

貼った当日はペンで描いている時にキュッキュッという擦れる音がしていましたが、翌日には音は出なくなり、問題なく使用できました。

引っ掛かりがあり描き心地はとても良く、紙に描いているような感覚で描くことができます。

注意点としては表面がザラザラしている分、ペンの先の消耗が早いので削れてきたらペン先の替えを購入する必要があるということです。

↓使用している保護フィルム

新型iPadPro(第5世代)を実際に約1ヶ月程度触ってみた感想

実際に1ヶ月程度使用してみましたが・・・最高です!
まずはベゼルが細くなって全体のサイズが小さくなったことの恩恵が大きく、机の上での圧迫感がかなり減少しました。
持ち運びもしやすくなり、以前使用してたiPadPro第2世代よりも使用頻度が高くなり色々なイラストを描けています。

CPUの変化での処理スピードの上昇は、そこまで変化を感じるアプリは使用していないので(基本的にProcreateを使用しています)恩恵は感じづらいですが、一度に100枚近くレイヤーを使用したイラストを描いたときに問題なくスラスラと動いたのは助かりました。

純粋に1ヶ月イラスト作画で使用したところ買って良かったと思えるタブレットでしたので、イラストをメインで使用したい!と思いタブレットを検討されている方にお勧めです!

今後も色々なイラストを描いていこうと思います。

詳細な解説動画

動画でも紹介していますので、詳細を確認したい方はこちらをご覧ください。

まとめ

今回は、iPadPro第5世代と第2世代の性能を比較してみました!

別の記事・動画では第5世代iPad Proのポイントについて背景イラストレーター目線で紹介していますので、参考にしてみてください。

【新型iPadPro第5世代】ってイラストレーター的にどうなの?ポイントをまとめてみた

↓今回紹介したiPad Pro、ペンシル、ペーパーライクフィルム

最後までご覧くださりありがとうございました。

それでは、また次回の講座でお会いしましょう!

また、普段の記事・動画では無料で背景イラストの描き方について紹介していますが、より『背景イラストが上手くなりたい方』向けに、詳細に技術を紹介している有料のコンテンツもあります。

1点透視などパースやイラストの描き方について、字幕付き動画文章で読める解説付きPDFで学ぶことができます。

↓販売サイトはこちらから
背景イラストレーターari – BOOTH販売ページ

タイトルとURLをコピーしました