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背景イラストの描き方

雲がある青空・夕方の描き方「空に雲を描く」

投稿日:2017年9月12日 更新日:

動画【ariの背景イラストの描き方 No.07】のadobe Photoshopを利用した「空に雲を描く」方法を説明していきます。

 


前回の「青空の描き方」、「雲ブラシの作り方」の続きになりますので、見ていない方は是非そちらもご覧ください。

 

今回は空に雲を描くときの、簡単な配置の仕方を紹介しています。

↓このような青空の描き方を説明していきます。

 

それでは早速、空に雲を描いていく方法を説明します。

 

空に雲を描いていく

 

1、前々回描いた空の背景に雲のアタリをつける

アタリの付け方は、手前が大きく奥に行くにつれて小さくなるように意識してジグザグに配置をする。
(この配置にすると奥行きを出すのが非常にやりやすいです)

 

この時気を付ける点は、上の雲は大きめに描くことです。
そこから段々下に行くにつれて小さくなっていくというのを意識しながら描くと遠近感が出た絵になります。

 

雲の下部分、角部分に多めに白色を入れると雲に動きが出て面白い絵になるかと思います。

 

ある程度描いたら消しゴムツールを使って、線になっているところを消したり、形の調整をしていきます。

 

今描いている雲は綺麗に並びすぎているので、もっとバラバラだと面白い絵になるかと思います。

できるだけ、同じような形にならないように描いていきます。

 

下に行くにしたがって、奥のほうに雲があるというイメージなので、下側は雲を密集させて描きます。
下側は雲の数を増やすとリアルに見えます。

 

 

2、雲ブラシで雲を描いていく

アタリを描いた場所に前回作った、雲ブラシで雲を描いていきます。

不透明度を50%~100%など、色々変えてポンポンとブラシを置いていきます。

ブラシサイズもちょこちょこ変えながら描いていきます。

 

すこしジグザグのラインを残したり、ラインから少し離れたところに雲を置くといいです。

 

※今回は前回作った雲ブラシを使っていますが、いろいろな雲の形状のブラシを使って描いたほうがよりランダムな感じが出て良くなります。

 

消しゴムで消す場合も、雲ブラシを使用すると良い形になっていくかと思います。

ある程度描き終わったら、次は細部を描いていきます。
ブラシはギザギザしたブラシが使いやすいかと思います。

 

特に、角の部分や中の部分を意識して描くと良いかと思います。

また、雲に線を引っ張ったりとかもすると面白くなるかと思います。
日ごろから自然の空の写真を撮っておいて、観察をしておくとバリエーションが豊富になるかと思います。

 

 

3、雲に影をつける

雲は自分の目線より高い位置にあるので、下側が見えて暗くなります。
奥にいくにつれて、下側の見える範囲がせまくなっていくのがポイントです。
影の色は空の色をとって、暗めにするのが早いですね。

 

※色を塗る際は、スポイトツールで空の色を拾ってその色を元に暗くして影にしています。
空を塗る際も同じでスポイトツールはよく使います。

 

最初はざっくりでも良いと思います。
下にいくにしたがって、影を薄くしていくと良いです。
上のほうが影が多くて下のほうが影が少ない、というのを意識して描くようにしていくと良いと思います。

 

 

ざっくり塗れたら、影の境目のところを雲の白い色で細かく調節していくとよりリアルになります。

 

 

4、雲の縁に色を入れて完成!

最後に雲の縁に少し、雲の色を入れてあげると立体感が増します。

 

また地面に近い雲の場合は、若干ですが地面の色が反射しますので、その色を入れても雰囲気が出て良い絵になるんじゃないかなと思います。

 

 

そして完成です!!

 

 

 

 

夕方の描き方

今の描き方に少し足すだけで、夕方、夜などいろいろな空を描く事もできます。
↓これは夕方のような空ですね。

 

それでは、夕方の描き方を例に説明してみます。

 

1、まず下地の空に夕方の太陽の色をいれます

背景の空の色のレイヤーに、オレンジ色の太陽の色を入れていきます。

不透明度は30%~40%程度で入れていくと良いかと思います。

 

これはソフトエアブラシの不透明度を調整して塗っています。
反対に上のほうは夜になっていくので、暗い色を乗せていきます。

 

 

2、先程作画した雲を調整していきます

下の部分(先程は影になった部分)に太陽の色を入れて完成です。

今度は太陽が雲よりも下の方にあるので、下部分が太陽の色になります。
スポイトでオレンジ色の太陽の光の色を取ってきて、不透明度を下げて下部分に軽く色を入れていきます。

※下から光が当たっているので、雲の上部分は影(空の色)を付けるといい感じになります。

 

反対側の白い部分も少し光が透けて、太陽の色が入ると綺麗にみえます。

 

これを利用すると、朝焼けも同じ方法で描く事ができます!

 

 

 

 

今回紹介した方法は、雲を作画するときにササッと配置できるやり方なので一度描いてみてください。

 

これを元に、ここから消したり足したりしてさらに色々な空を描いて行くのもいいと思います。

空は本当にいろいろな表情を映し出すので、カメラをフル活用して自分の参考資料を増やすように意識するといいですよ!

 

皆様の色々な空を描いてください!
それでは良いPhotoshopライフをお送りください!

何か意見感想・分からない事等ありましたらメールまたはコメントにてご連絡ください

 

 

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  1. […] youtubeの動画にある、芝生の描き方、雲、空の描き方を使って描いています。 […]

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