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背景イラストの描き方

風景画に必要不可欠な「木の描き方(part1)」

投稿日:2017年8月18日 更新日:

動画【ariの背景イラストの描き方 No.03】のadobe Photoshopを利用した「木の描き方(part1)」を説明していきます。
様式化した、少し遠くにある木を描いていきます。

 


自然物の、前回のNo.2で行った「石・岩」と、「木」、「土(地面)」、空が描けるようになると外の風景は大体描けるようになるので、まずはここの説明をしていきます。

 

木の種類について

木は「広葉樹」と「針葉樹」の大体2種類に分けられます。

「広葉樹」はよくイメージされる木。
「針葉樹」はモミの木などが有名ですね。

大体この二つが描ければ良いのじゃないかと思います。

 

今回は広葉樹の描き方を説明します。

 

木の構成について

木は二つの構成で作られています。
「幹」とそこから生える「枝」、その枝の先「葉っぱ」がたくさん付いており、それによって木のシルエットができています。

 

葉っぱは枝から生えているというのをしっかりイメージしながら描いていきましょう。

 

 

ブラシについて

ブラシは前回も使用した「チョーク」というブラシを使っています。
普段使っているブラシがあれば、それでも大丈夫です。
「チョーク」に関しては、No.2の記事をご覧ください。

 

まずは木の幹を描いていきます

岩でも最初は周りの形をまず描くところから始めましたが、木も一緒です。
幹の形を取っていきます。

 

ここで意識するのは、木の幹は円柱なのでそれを意識しながら描くことです。

 

次は、どういう風に枝が生えているのか意識しながら、枝を描いていきます。

 

形ができたら、塗りつぶしをしていきます。

ここで注意するポイントは、枝が分かれていった先の幹は細くなっていくため、元の幹より太くならないように描きましょう。

 

 

塗りつぶしができたら、塗りつぶしができたら、レイヤーにロックをかけて塗りつぶしをしたところのみ塗れるように設定をします。

そして、光がどこからあたっているのか決めます。

 

木は茶色のイメージが強いですが、実はそんなに茶色は使われていません。
実際は、灰色や黄・緑がかった色をしています。

まずは光が当たってくる逆の場所に影をいれていきます。
スポイト(I)で色を取りながら塗っていきます。

縦のストロークで塗っています。

 

幹にも色々と種類があるのですが、今回は一般的な樹皮を描いていきます。
他には横に線が入ったような幹や、線があまり入っておらず節が空いているような幹なんかもありますね。

 

影が入れられたらハイライトを入れていきます。
葉っぱを描いた後にも足していくのですが、現段階でも少し入れておきます。
ブラシの透明度は10~30%を使用しています。

 

こっからさらに細かくする場合は、もう一段回明るい色・細かいラインでハイライトを入れていきます。
そうするとよりリアルになっていきますね。

 

次はもう少し枝を伸ばしていきます。
枝は色んな木を見て研究をしてみると良いです。

 

枝が描けたら、葉っぱを描いていきます。

 

 

葉っぱの描き方

幹・枝の上に新規レイヤーを置きます。

 

葉っぱの色を選び、まずは周りを描いていきます。

 

ブラシの特徴を活かしながら塗っていきます。
幹と同じように塗りつぶしをします。

 

塗りつぶしができたら、消しゴムツールで先ほどから使用しているブラシを選択し、葉っぱのところどころを消して穴を開けていきます。
木はよく見てみると、葉っぱが完全に密集されているわけではないというのが分かると思います。
そこをしっかり表現するために、消しゴムツールで消していきます。

 

上の端は特に空いていたりします。

穴を開けた後は、もう一度ブラシツールに戻り綺麗な形に作っていきます。

 

形ができたら、幹と同様レイヤーにロックをかけ、暗い色で影を入れていきます。
一番濃い影が塗れたら、透明度を下げて中間の影を塗っていきます。

 

濃いところは、完全に暗いわけではなく反射光というものがあるので、ところどころ明るい影も入れていきます。

 

穴が開いているところは、特に明るくなりますね。
点々で明るいところは入れています。

 

ここでもう少しリアルにしたい場合は、ブラシの線を細くして描いてみると良いですよ。
影も何段階かに増やしていくとよりリアルになっていきます。

 

最後は逆側にハイライトを入れて終了です。
ブラシを細くしたり、点々で入れたりして描いていきます。

 

 

もっと簡単でリアルな木を描きたい場合は、Photoshopの葉っぱのブラシを活用するのも良いです。

このようなブラシを作るかダウンロードしてきて、葉っぱの端あたりに使用するとよりリアルさが増します。

 

これで木の完成です。

 

 

 

 

動画の補足説明

幹のハイライトですが、葉っぱを描いてから加筆するといいつつ完全に忘れてました・・・
本当は幹の上の部分(葉っぱのすぐ下あたり)は葉っぱの陰で暗くなります。

今回の動画でのポイントは
1・広葉樹、針葉樹のどちらを描くのか
2・幹は円柱、上に行くにつれて細くなる
3・葉っぱは枝から生えている
4・光の位置に注意する

 

という4つが一番大きいポイントでした。
ストロークや影のつけ方は動画を参考にしていただければと思います。

 

他に木にはいろいろな種類があります。
広葉樹だけでもクスノキ・クリ・ケヤキ・シラカバ・ミズナラ他にもたくさん!
ありますので、自分がどの木を描きたいかを意識するのが大事です。

あとは実物を見に行って写真にとって資料にするのもすごく大事です。

あとはひたすら描くことがやっぱり大事になります!

 

 

またブラシですが、今回は前回作ったブラシで描いていますが、
最後の方に木のオリジナルブラシも少しでてきています。

次回の動画ではオリジナルブラシの作り方を解説したいと思います。
Photoshopの利点は、いろいろなブラシを状況に合わせて使い分けれるところなので、次回からブラシも少しづつ一緒に作っていければと思います。

 

それでは簡単ではありますがこの記事で補足説明にさせていただきます。
他にわからないことがありましたら、お気軽にメールなりコメントなりしてください!

 

次回は木のブラシの作り方の説明を行いますので、是非次回もお楽しみに!

 

 

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  1. […] 木の根は、以前投稿した「木の描き方」を参考にしてみてください。 […]

  2. […] 前回までで岩、木、空、雲、草の地面、土の地面といった物を描いてきました。 それをまずは配置していきます。 […]

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